筋肉とは ?
筋肉とは、人間や動物の骨格を支え、運動や生命の維持に必要な機構のことを指します。
筋肉には大きく分けて三つの種類があり、骨格筋、平滑筋、心筋となります。
また、筋力トレーニングで鍛えられる筋肉としては、骨格筋が当てはまり、 骨格筋を形成する筋繊維をさらに分類すると、速筋線維と遅筋線維に分類されます。
筋肉とは?まで考え始めると、なんだか哲学みたいに思えるかもしれませんね。でも、筋トレにおいて、少しでも筋肉について知っておくことは大切になるので、ぜひ知っておいてください!
筋肉の種類について
筋肉には大きく分けて三種類。「骨格筋」「平滑筋」「心筋」があります。
骨格筋は、自分の意思で動かせる筋肉のことを指します。腕や足、首やお腹など、わかりやすい部分はだいたいこの筋肉だと思って問題ありません。
平滑筋は、自分の意思で動かすことができない筋肉全般を指します。胃や腸などの内臓体の筋肉がこれにあたります。
心筋は、平滑筋と同じように自分の意思で動かすことができない筋肉ですが、その中でも心臓を動かすための筋肉の事を指します。 内臓の中でも、心臓が特殊な働きを持っているので、あえて分けて分類されることが多くなっています。
筋トレにおける筋肉は、基本的に骨格筋のことを指します。例えば、「筋トレしようぜ!」を正確に言うと「骨格筋トレーニングしようぜ!」になりますね。笑
骨格筋の 種類について
骨格筋は大きく分けて、速筋線維と遅筋線維の2つに分類されます。
速筋線維は、素早い収縮をすることができる筋肉です。ただし、遅筋線維に比べて持続力が低く疲れやすいと言ったでもあります。
遅筋線維は、持続力があり長く力を発揮することが出来る筋肉です。ただし、速筋線維に比べて、 素早い動作が難しいといった点もあります。
骨格筋の、速筋線維と遅筋線維の割合は、遺伝によって決まると言われています。
しかし、トレーニングをすることによって、それぞれの筋繊維を太くすることはできます。
自身の行うスポーツや、目指すカラダによって、鍛える筋繊維を意識して選びトレーニングをしていきましょう。
速筋線維と遅筋繊維は、それぞれ、速筋、遅筋と略されることもありますね。
筋肉とは?のまとめ
- 筋肉とは、人間や動物の骨格を支え、運動や生命の維持に必要な機構のこと。
- 筋肉には大きな分類として、骨格筋、平滑筋、心筋がある。
- 筋トレに関連する筋肉、骨格筋を形成する筋繊維を分類すると、速筋線維と遅筋線維に分類され、それぞれに特徴がある。
筋肉にもいろいろな種類や役割があります。その中でも筋トレでは、骨格筋を鍛えていくことがメインの取り組みになります。
用語解説・監修:レインボー酒井
MIYAZAKIGYM所属パーソナルトレーナー
東京工業大学大学院卒の理系インテリトレーナー。一部上場企業勤務からパーソナルトレーナーに転職。 ダイエット・ボディメイクは科学で論理的な思考力が必要になる為、理にかなった指導力はトレーナーの中でも随一。 高級ホテル付属ジムでの指導経験もあり、丁寧でさわやかな接客は体育会トレーナーとは一線を画している。
【資格・成績】
NSCA-CPT
2021APF ALPS CHAMPIONSHIPS メンズアスリートモデル 5位入賞
2019 NPCJ WORLD LEGEND CLASSIC メンズアスリートモデル 9位入賞