アスリートモデルとは
アスリートモデルとは、ジーンズの着こなしや髪型や表情とともに爽やかさを表現し、ファッションモデルのような理想的な身体をつくることを競う競技のことを指します。
現在、AFPが設けている競技カテゴリーの一つで、フィジークへの入門的な部門といて位置づけられています。
アスリートモデルの審査基準は?
アスリートモデルは「ファッションモデルのような体型を競う競技」といっても、イメージがつかない方もいらっしゃるかもしれません。
AFPではアスリートモデルの審査基準について下記のように明記してます。
AFPアスリートモデル審査基準
- フィットネスやスポーツで養われた自然体の逞しさ(過度な筋発達は当カテゴリーでは要求されない)
- 適度な筋量
- シェイプされたボディ、爽やかなステージング、及びヘア、フェイス、ウェア、シューズのセンスなどを加味したトータルで評価する
ざっくりとまとめると、適度な筋量をもったスポーツ選手体型でしぼれていること、かつ全体的に爽やかな印象を与えるようなファッション、立ち居振る舞いで居られることを評価される競技ということです。
キャラクターイメージでいうと、現役時代の中田英寿選手なんかが該当するイメージです。
アスリートモデルとフィジークモデルとの違いは?
フィットネス関係の記事の中で、たまに、フィジークモデルをアスリートモデルと同じ意味の言葉として、表現しているものを見かけます。
選手の中にも、大会に出場するにあたり、アスリートモデルのカテゴリとフィジークモデルのカテゴリの両方に出場するので、似たようなものだと言えるかもしれませんが、カテゴリが異なる分、審査基準などに違いがあります。
アスリートモデルとフィジークモデルとの違いはまとめると3つの大きな違いがあります。
アスリートモデルとフィジークモデルの大きな3つの違い
- アスリートモデル以上に筋量がもとめられる
- ジーンズではなくサーフパンツを履く
- スポーツ選手というより、ビーチで目立つ身体が求められる
他にもフィジークモデルではポージングに規定があるなどの違いがありますが、これらがアスリートモデルとの大きな違いになっているかと思います。
また、アスリートモデルがフィジークの入門的なカテゴリとして言われている理由としては、アスリートモデルが筋量を求められない点にあります。
しっかりと身体を絞り切る技術を積み上げながら、更に筋力をつけて行くことでフィジークでも戦っていけるようになるイメージです。
アスリートモデルとは?についてのまとめ
アスリートモデルとは、ジーンズの着こなしや髪型や表情とともに爽やかさを表現し、ファッションモデルのような理想的な身体をつくることを競う競技のことを指します。
フィジークモデルへの入門的カテゴリであり、過度な筋量を求められないことが、フィジークモデルとの大きな違いになっています。
フィットネスの大会の中でも、入門的なカテゴリと言われていますが、それぞれのカテゴリで魅力があるので、自分の目指す体型としてアスリートモデルを参考にするのもおすすめです。
ぜひ自分自身の理想の参考にしてみてください。
用語解説・監修:レインボー酒井
MIYAZAKIGYM所属パーソナルトレーナー
東京工業大学大学院卒の理系インテリトレーナー。一部上場企業勤務からパーソナルトレーナーに転職。 ダイエット・ボディメイクは科学で論理的な思考力が必要になる為、理にかなった指導力はトレーナーの中でも随一。 高級ホテル付属ジムでの指導経験もあり、丁寧でさわやかな接客は体育会トレーナーとは一線を画している。
【資格・成績】
NSCA-CPT
2021APF ALPS CHAMPIONSHIPS メンズアスリートモデル 5位入賞
2019 NPCJ WORLD LEGEND CLASSIC メンズアスリートモデル 9位入賞