【筋トレ用語】フィジークとは?ボディービルとの違いは?

フィジークとは?

フィジークとは、身体の造形の美しさを競う競技で、サーフパンツを着用し、髪型やポージングなどを総合して、パーソナリティーを最大限に引き出して競い合います。

イメージとして「ビーチに立ったときに目を引くような魅力」が求められる競技と言われています。

フィジークの理想形みたいな動画がYouTubeに上がっていたので、ぜひ見てみてください!2015年のアーノルドクラシックのメンズフィジークファイナルの映像です!この方はサディク・ハゾビック(Sadik Hadzovic)さんという方で、インフルエンサーとしても有名な方ですね。

フィジークの審査基準とは?

フィットネスの大会運営団体であるAPFでは、フィジークカテゴリの審査基準は下記の2点になっています。

  • ポージングは体全体の形やバランス、適度な筋量をアピールし、パーソナリティー(個々の魅力)を最大限に引き出すもの
  • 片手は腰に当てたポーズで静止(フロント&バックポーズは腰に手を当てないポーズも可)

なお、「片手は腰に当てたポーズ」をとる理由としては、それが「ビーチでサーフボードを抱えているポーズ」だからと言われています。

その状態で、体全体のバランスと適度な筋量をもってアピールすることが求められる形になります。

フィジークとボディービルの違いは?

身体の造形の美しさを競う競技というと、一般的にフィジークよりもボディービルのほうがよく知られているのではないでしょうか。

フィジークとボディービルとの違いとして大きいのは、まず、服装です。

ボディービルの場合は、サーフパンツではなく、ビルパン・ボディビルポージングトランクスなど、より布の面積が狭いパンツを履きます。大会によっては、大会の認可がおりたものが販売されていたりして、厳密に規定があることがほとんどです。

また、全値的な身体の造形としては、ボディービルよりフィジークのほうが、細身である印象を受けます。また、フィジークではサーフパンツを履くため、下半身の筋肉については重要視されませんが、ボディービルの場合は下半身もしっかりと鍛える必要があります

フィジークとはまとめ

フィジークとは、身体の造形の美しさを競う競技で、サーフパンツを着用し、髪型やポージングなどを総合して、パーソナリティーを最大限に引き出して競い合います。

ボディービルも同様に身体の造形の美しさを競う競技ですが、服装や審査対象が異なってきます。

参考サイト

https://apf.inc/competition/family-physique/ フィジークモデル 概要

用語解説・監修:レインボー酒井

大会出場画像1

MIYAZAKIGYM所属パーソナルトレーナー
東京工業大学大学院卒の理系インテリトレーナー。一部上場企業勤務からパーソナルトレーナーに転職。 ダイエット・ボディメイクは科学で論理的な思考力が必要になる為、理にかなった指導力はトレーナーの中でも随一。 高級ホテル付属ジムでの指導経験もあり、丁寧でさわやかな接客は体育会トレーナーとは一線を画している。
【資格・成績】
NSCA-CPT
2021APF ALPS CHAMPIONSHIPS メンズアスリートモデル 5位入賞
2019 NPCJ WORLD LEGEND CLASSIC メンズアスリートモデル 9位入賞

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