筋トレの道具のグローブは手にマメができることを防止したり、グリップを高めて事故を予防する効果があります。
必須アイテムではありませんが、自分にあったグローブを用意することでモチベーションアップの効果もあります。
この記事では、筋トレ用グローブのメリットやデメリットのほかに、筋トレ用グローブの選び方やおすすめなどをご紹介いたします。
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トレーニンググローブって?
ジムでブローブをはめて、筋トレをしている人がいるけど、あれは何?
かっこいいんですけどー!!
筋トレ用のトレーニンググローブだね。持っている人も多いけど、ぼくは理由があって使っていないかな。
トレーニンググローブ以外にもさまざまな呼び方がある
「トレーニンググローブ」「ウェイトトレーニンググローブ」「筋トレ用グローブ」など、様々な呼ばれ方をしています。
そこには、そもそも「トレーニング」といっても、筋トレ(ウェイトトレーニング)で利用するために作られたものなのか、それとも、トレーニング全般に対して利用できるように作られているのかといった違いはあるようですが、実質的には同じものをさすことが多くなっています。
パワーグリップやリストラップとは違う?
トレーニンググローブと同じように、筋トレ時に手に装着するグッツとして「パワーグリップ」や「リストストラップ」などの補助器具もあります。
いずれも、筋トレの効率を上げてくれるグッツではあり、それぞれに特化した機能があります。
例えば、トレーニンググローブとパワーグリップの違いは基本的に、手の表面を保護するためのものなのか、より重い重りを持つために補助として使われるのかといった違いがあります。
それぞれ目的が異なるので、両方利用している方もいますが、ものによっては両方の効果を持ったトレーニンググローブもあります。自分の鍛えたい部位や。
トレーニンググローブを利用しているのは女性がおおい?
トレーニンググローブは、ジムや体育館に行くと、トレーニングを本格的に頑張っている方がつけているのを目にすることがあります。普段あまり目にすることがないことなども相まって、とてもかっこよく見えたりするのではないでしょうか。
また、トレーニンググローブをしている方は、比較的に男性より女性のほうが多い印象を受けます。そういった点についても、トレーニンググローブがもつメリットやデメリットが影響しているのかもしれません。
トレーニンググローブってなんの効果があるの?デメリットは?
トレーニンググローブって、どんな効果があるの? レインボーさんはなんで使わないの?
トレーニンググローブはグリップ力を高めたいときに効果的だね。もう一つは、手の保護として利用する感じかな。手にまめができてしまうと痛いからね。ただ、ぼくが使っていないのはここに理由があって、手にまめができる感じが、筋トレで追い込んだ証拠(勲章)になっている感じがあって好きなんだよね(笑)。
手を保護して、マメなどができるのを防ぐ
トレーニンググローブの主な利用目的は、この「手を保護する」ということにあります。
トレーニングを始めたばかりのころや、より高重量の重りを扱うようになると、手のひらの皮がそこまで分厚くなっていないなどの理由から、マメができたり、ちょっとした傷がついたりすることがあります。それらの状況にならないようにトレーニンググローブは利用されます。
特に、男性に比べて、女性のほうが手に傷がつきやすかったり、気にする方も多かったりするので、よりトレーニンググローブの利用をお勧めします。もちろん、そういった背景から、女性用のトレーニンググローブもたくさん発売されています。
グリップ力を上げて安全に筋トレをすることができる
トレーニンググローブは、トレーニングで利用することを想定していることもあり、一般的なグローブ等より、より手のひらの部分が滑りにくく加工されているものがほとんどです。
グリップ力のあるトレーニンググローブを選ぶことによって、ダンベルを滑っておとしてしまったり、トレーニングバーが滑ってしまうことで余計な筋肉や筋に力が入って痛めてしまうなどの事故を予防することができます。
ただし、どのトレーニンググローブもグリップ力が上がるとは限らないので、よくレビューを確認したり、実際に手に取ってみて、素手の状態よりグリップ力の上がらないトレーニンググローブは選ばないように心がけることが大切です。
モチベーションをあげる
トレーニンググローブをはめると、単純にモチベーションがあがります。これは、トレーニンググローブのメリットというより、トレーニング用品全般にいえることではありますが、モチベーションに対してのメリットはあると考えています。
また、こういったトレーニング用品を装着することをルーティンにして、トレーニング開始のスイッチのようにしている方も多くいます。
日々の筋トレがマンネリ化した時などは、モチベーションをあげるためにあらたにトレーニンググローブを導入してみるのもおすすめです。
手にマメができないのがデメリット?
トレーニンググローブを利用することのデメリットとしては、単純にお金がかかることや、筋トレに利用する用具が増える準備が大変になることが考えられます。
しかし、その点を抜きにすると、やはりメリットのほうが大きいように考えられます。ただし、レインボーさんのように、筋トレの成果を手のひら(のマメ)で体感したい等の、要望がある場合は、トレーニンググローブの利用はお勧めしません。
同じように、トレーニンググローブはグリップ力が上がりますが、素手でトレーニングをしたほうが滑りを回避するために筋力をつかうため、多少の危険性があったとしても、細かい筋肉も一緒に鍛えたいなどといった要望がある場合も、トレーニンググローブの利用はお勧めしません。
トレーニンググローブって、初心者も必要?
筋トレを始めたばっかりだけど、トレーニンググローブって必要?
「絶対に必要」というわけではないです。でも、マメがいやだったり、トレーニンググローブがあることで、モチベーションが上がるなら利用したほうがいいですね。
初心者も使ったほうがいいが、デメリットもある。
・けがの防止にはつながるが、低重量であればさほどグリップに困らないということと、グリップを通しての感覚になるので、感覚がつかみづらくなることも。
・つけなければ細かい筋肉を鍛えることにもつながる
トレーニンググローブはどうやって選んだらいいの?
買おうかな。と思っているけど、どうやってえらんだらいいかな?
サイズ感が一番大事だから、いきなりネットで買うより、店舗に行って実際にはめてみるのがおすすめ。店員さんに質問してみてもいいかもね。
トレーニンググローブのサイズ感が合うかどうかを確認よう
なんといっても、トレーニンググローブはサイズ感が大切。サイズが合わないと、思わぬケガにつながったり、余計な摩擦によってトレーニンググローブ自体が壊れやすくなるなどの不具合が発生しやすくなります。
また、よりフィットしたトレーニンググローブを選ぶことで、筋トレの際に違和感を感じづらく、より筋トレに集中できる環境を作ることができます。
そういった意味でも、トレーニンググローブを選ぶ際の一番大事な基準はサイズ感と言えます。
トレーニンググローブのグリップの効き方で選ぼう
トレーニンググローブを利用する目的の一つに、グリップ力をあげるためということがありますが、トレーニンググローブの種類によっては、手のひらだけではなく、指にまでグリップが効く素材を使っていたり、逆に、一番利用する手のひらや指の一部のみにグリップが効く素材を使うことによって、動かしやすさを確保したもの等があります。
自身の好みで選んでよいポイントではありますが、全くグリップが効かないというのも本来の目的を果たすことができないということになってしまいますので、できる限り、運動性を確保しながらも、しっかりとグリップの効くトレーニンググローブを購入することをお勧めします。
トレーニンググローブの素材を確認して選ぼう
グリップの効き具合にも影響するのが、トレーニンググローブの素材です。
牛などの皮で作られているものから、ゴムのような素材で作られているものなど、様々な素材があります。
皮であれば、ちゃんとした手入れをして利用していけばより手になじみ、耐久力も高いため長く利用することができます。また、すぐに手になじむことを考えると、ゴムや化学繊維を使用したものを利用するのもおすすめです。なお、筋トレ中はよく汗をかくため、あまり蒸れずらいものかつ、肌にあまりダメージを与えないようなものがおすすめです。
トレーニンググローブを選ぶ際は、サイズ感とグリップの効き方、素材まで考えて選ぶと、自身にぴったりのトレーニンググローブが見つかるのではないでしょうか。
実際はどんな商品がある?
レインボーさんは持っていないようだけど、ぼくなりにどんな商品があるのか調べてみたよ。レインボーさんも気になるやつが出てくるかも。
たしかに、、あっ!この、リストラップと一体型のトレーニンググローブは良いかも。実物も見てみたいな。
まさに王道!ゴールドジム (GOLD'S GYM) トレーニンググローブ シリーズ‼
やっぱり、筋トレグッツといえばゴールドジム!と考える方も多いのではないでしょうか?かくいう私もその一人で、まずはゴールドジムのトレーニンググローブで王道たるものを確認してから、ほかのものも見ていきたいなと考えました。
そして分かったことが、ゴールドジムのトレーニンググローブ(と同様の用途で使われるもの)が3つもあるということ。それぞれに特徴があるので確認しよう。
ゴールドジム(GOLD'S GYM) プロアルティマグローブ
ゴールドジム(GOLD'S GYM) プロトレーニンググローブ
ゴールドジム(GOLD'S GYM) レザーグローブ
手のひらだけじゃなく、手首まで守れるトレーニンググローブ
Schiek(シーク) リストラップ付リフティンググローブ540
ACEFITS トレーニンググローブ
ムレづらく、洗いやすいトレーニンググローブ
通気性リストラップ付きトレーニンググローブ
FREETOO トレーニンググローブ
トレーニンググローブを購入しようと思って、ショップに行ったら……。
レインボーさん!買ってきましたよ!リストストラップ!!
おお!お!?……リストストラップ!?
■まとめ
トレーニンググローブを筋トレで利用する一番のメリットは、手の皮を保護できることです。そのほかにも、グリップ力を高めたり、種類によっては手首の補強をする役割も担っているトレーニンググローブもあり、一つのアイテムで複数の用途をこなすことができるという点もメリットでしょう。
ただし、ブリップ力を高めるためであれば、他の補助器具であるパワーグリップやリストストラップの方がより安心して利用でき、手首の補強に関してもリストラップといったそれに特化した補助器具もあるため、より負荷をかけて筋トレをしようと考えている人にとっては、性能が不十分になってしまう可能性があることがデメリットとして挙げられます。
そういった特性を理解したうえで、トレーニンググローブを選ぶ際は、より自分にあったものを見つけるためにも、ぜひ、店舗に行って試着してみてください!きっと、とても良い出会いがあるはずですよ!